今回の投稿は「潮目」についてです。
最近、潮目について学んだので記事にしてみました。
それでは、まず、潮目とは
簡単に言うと海の水と水の境目です。
水の色の違いや波のたちかた、浮遊物が集まっていたりと水面を目で見て分かるものが一般的です。
■潮目ができる原理
潮目が現れる最大の理由は、異なる性質の海水がぶつかることです。
1.水温差
冷たい海水と暖かい海水がぶつかると、密度差により混ざらず境界ができます。
2. 塩分濃度の違い
川の淡水が流れ込む場所であったり、雨が降った時等、真水が流れ込むことにより、塩分濃度の低い水と高い水で海水の境目が発生します。
3. 潮流の差による境界
満潮・干潮など潮汐による流れの違いが合流すると、水の流速や方向が変わり、表面に境目ができます。
4. 風による海面の変化
風の向きや強さの差により、海面の荒れ方が変わり、境目ができます。
このように様々な要因で「潮目」ができます。
それでは、なぜ潮目に着目するのか
■潮目が釣りに与える影響
潮目は、魚が集まる場所なんです‼︎
1. プランクトンが集まりやすい
水流がぶつかる境目では、流されてきたプランクトンが溜まりやすく、それを求めてベイト(小魚)が集まります。
2. ベイトが集まることで大型魚も寄る
ベイトが集まると、それを狙う青物やマダイ、シーバスなどのフィッシュイーターが集まります。
そして、釣り人も集まります(笑)
3. 海中の酸素量が多くなる
異なる流れがぶつかることで海水がかき混ざり、酸素量が増加し、それにより魚が活発化しやすくなります。
4. 潮目は魚の通り道
魚は潮の流れの変化を利用して移動するため、潮目は回遊ルートにもなりやすいポイントです。
実際、釣果が貧しい時に潮目で会心の一撃なんてことも^_^
水面に出る潮目はもちろん、水中にある潮目にもプランクトンやベイト、フィッシュイーターが集まるので狙い目かと思います


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